芽生えの季節になりました
湿地の保全活動と春の生きもの観察(3月18日)
3月18日は、田んぼの整備を中心に活動を行いました。
この日は、テビーの水が抜けてしまう場所に波板を入れる作業や、上の田んぼから下の田んぼへ水を流すパイプの修理、下の田んぼの流出口にできた大きな穴の修理をしました。水がしっかりたまることで、生きものが暮らししやすい環境になります。
作業をしているまわりでは、春の自然がいっぱいでした。満開の桜、足元には小さな花がたくさん咲き、春が来たことを教えてくれていました。
見つけた春の植物たち
この日、湿地や田んぼのまわりでは、次のような植物が見られました。
🍀コゴメイヌノフグリ🍀
地面にはりつくように広がって、白い小さな花をさかせる植物です。春になるといちはやく花をさかせ、短い間にたねを作ります。足元をよく見ると見つかる、春のサインのような花です。外来種ではありますが、田んぼの周りに咲いていました。
🍀タネツケバナ 🍀
水があるところや、湿った田んぼのあぜによく生えています。稲の種もみを水に漬ける頃に開花することから、この名前がつきました。水のあるよい環境があることを教えてくれる植物です。
🍀ミゾソバ 🍀
日当たりの良い水路や湿地のふちに群生する植物です。溝に生える蕎麦に似た花を咲かせることが名前の由来。キショウブ(外来種)を抜根したエリアに新芽を出していました。春はまだ小さいですが、これからどんどん大きくなります。地面をおおうことで、乾燥化や土が流れ出るのを防ぐ働きもしています。
🍀ムラサキケマン 🍀
少し日かげのある場所に咲く、紫色の花がきれいな植物です。春に花をさかせ、夏になると地上の部分はなくなり、秋に発芽して冬を越し、また春に成長して開花します。季節ごとに姿を変える植物です。
🍀キブシの花 🍀
木にぶら下がるように、黄色い花をたくさん咲かせていました。葉が出る前に花が咲くので、とても目立ちます。虫たちも花に集まり、春のはじまりを感じさせてくれる木です。下田んぼの脇に咲いていました。
🍀ユキノシタ🍀
湿った場所や、少し日かげになるところで見られるユキノシタは、湿地の最下流部に生えています。丸い葉っぱが地面に広がるように生えていて、春から初夏にかけて、白い小さな花をさかせます。水のある場所が好きな植物で、湿地の環境が保たれていることを教えてくれます。
🍀カキドオシ🍀
地面を這うように、つるをのばして広がる植物です。薄紫色の小さな花をさかせ、田んぼのあぜや道ばたでもよく見られます。広がりながら生えることで、土が崩れるのを防ぐ働きもあります。昔から身近な野草として親しまれてきました。
---
田んぼや湿地のまわりには、たくさんの春の植物がくらしています。
また春はカエルの産卵がはじまる季節でもあります。補修して水が溜まるようになった田んぼに産卵してくれることを願っています。

コメント
コメントを投稿