春に向けての田んぼを整備(2025.3.22 定例活動)
午前:巡回観察
まずは、変わったことがないか湿地を一通り観察することからスタート。
前回の定例活動で水漏れしていた畔を修善した田んぼの様子を見に行くと、、、湛水状態に一同安堵♪ ^^
先日の雨や雪のおかげで流入量が増し、北水路上流部も水の流れが確保されていました~♪
南水路の最下流域近くには、カエル類の産卵場所として「止水域の創出」を目指して、池の掘削を地域環境計画が試みました。以前と比べて、面積的にも深さもかなりの掘削。しかし、カエルの卵塊はありませんでした。
南水路の上の写真の位置から10m程上流には昨年9月に設置した、大雨時のオーバーフローを目指して設置した「落枝」があります。この写真を見る限り、有効に働いているようです♪
ナラ枯れして今年1月ごろに倒れた倒木。どうするか話し合った結果、無理はせずに南水路と斜面の間のフラットな場所に、斜面を押さえるようにまとめ置くのがよいだろうということになりました。
湿地の生きものを観察
上田んぼに動物の頭部の骨がありました。。。形から察するにタヌキ?、ハクビシン?
湿地にはモズのつがいが縄張りをはっているのですが、この日もモズが獲物を狙って湿地内をうろうろしていました。モズが止まっていた木を見に行ってみると、、、モズのはやにえを発見!!
なんとも生々しい姿のヒガシニホントカゲが串刺しに。。。
こちらはカワニナ。結構な数がいます。
ホバリングしながら餌をさがしているビロウドツリアブ。ふっくらしていて可愛いですね。
午後:作業
下田んぼの流出口からの水漏れが多いため、土のう袋を積み増してみました。
上たんぼと下たんぼの間の畔と下たんぼの反対側の畔を補強するために、杭を打ち、竹をわたし、土を運び、、、
地ならしをして、更に地固めして、完成!!北水路上流部には、大雨時のオーバーフロー水を活用するための「オヒツ」を設置しています。そこからヨシ原までの途中に木道があり、その木道を跳び越えて流れ込む工夫をしてきたのですが、先日の意見交換会で木道下からも流入する手立てをしようということになり、、、頑張って掘り下げていきます。
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