ヨシ原のツル植物除去作業(2025.7.26 定例活動)
7月26日の定例活動は、ヨシ原のツル植物除去作業をメインに行いました。この日は、カタツムリ研究家の方がホームページをみて関心を持たれて初参加されました。 まずは、湿地の様子に変化がないか、巡回観察からスタート! 田んぼの様子を見に行くと、、、、トンボの数の多さにびっくり!! ショウジョウトンボ、オオシオカラトンボ、シオカラトンボ、ミヤマアカネ、アジアイトトンボ、、、いつも以上に種類も数も多かったです。田んぼを整備して常に水をはるようにしたことが良かったのかも知れません。 他にもクモ、チョウ、ハチ、バッタ、コガネムシなどなど、たくさんの生きものを観察できました。 マミジロハエトリ アシナガグモの仲間 キアシナガバチ マメコガネ ササキリ コミスジ イオウイロハシリグモ 水が冷たい流入口近くに集まるホトケドジョウ 植物では、オレンジ色のノカンゾウの花が見事でした。ノカンゾウは、都のレッドデータブックでは南多摩エリアで準絶滅危惧(NT)となっている貴重種。とても綺麗ですね🌺 巡回観察の後は、いよいよ作業開始! 田んぼ周りの草刈りと 下流域のマダケ群生の手入れをした後、 ヨシの生育環境の改善を目的に ヨシに絡みついたツル植物の除去作業を行いました。かなり地道な作業でしたが、皆さん黙々と作業されて、絡みついた植物をすっかり綺麗に取り除くことができました! ツル植物の除去を行ったヨシ原 絡みついたツル植物 参加された皆さん、お疲れ様でした。 【7月定例作業】 日時:2025年7月26日(土)10時~14時 参加人数:7人 作業内容: ・下流域のマダケ群生手入れ ・田んぼ周りの草刈り ・ヨシ原のツル植物除去